料理好きの方に人気の無水鍋。
ここ数年でいろんな種類の無水鍋が話題になり、購入された方やこれから購入を検討している方も多いのではないでしょうか?
今回は、ワーキングマザーである私の無水鍋のおすすめの使い方と人気の無水鍋5選についてお伝えします♪
重くて普通の鍋より使いづらいのではと思っている方が、ちょっとでも無水鍋を使ってみようかな~と思ってくだされば、と思います。
無水鍋について
無水鍋とはその名の通り、水なしで食材がもともと持っている水分だけで調理することができる、という意味で付けられた名前です。
だからといって、水を入れて調理してはいけないわけではありませんし、水分が少ない食材も調理することができます。
煮る・蒸す・炊く・ゆでる・焼く・揚げる・炒める・オーブン料理、と8種類もの調理方法で活用することができます。
でも、他の鍋やフライパンでもできることをわざわざ無水鍋でする理由ってなんでしょう?
無水鍋のメリット・デメリットを上げてみました。
無水鍋のメリット
旨味が凝縮される
無水鍋は、鍋と蓋がしっかり閉じて密閉状態になることで、食材から出る蒸気が鍋の中を対流します。外に逃げず圧をかけるので旨味や栄養が逃げず凝縮されます。
また、少ない量の水で短時間で調理ができるので、ビタミンやミネラルなどの栄養素が水に溶けだすのを最小限に防ぎます。
光熱費の節約になる
フタや本体も厚手の為、熱ムラが少なくなり保温性が高いため、ガスや電気といった光熱費の節約につながります。
無水鍋のデメリット
重たい
無水鍋の重さも材質によっていろいろですが、無水調理をするために厚みを持たせているので、一般的に同サイズの普通の鍋よりも重たいです。
ただ、使い慣れればメリットの方が上回ると思っています。
保存に向かない
アルミや鋳物で作られた無水鍋は、作った料理を入れたまま保存するのには向きません。
長時間料理を入れたままにしておくと、鍋の材質が腐食して溶け出す場合があるので、別容器に移して保存する必要があります。
煮込み料理などは鍋ごと保存したいものですが、置いても1日程度にとどめましょう。
錆がついたり変色しやすい
お手入れの仕方次第ですが、鍋の取り扱い説明書をきちんと読んでお手入れをしないと、黒ずんだり錆びたりします。
鍋が温かいうちに汚れをとり、水分をしっかりふき取ります。絶対に自然乾燥はやめましょう。
鋳物の場合はオリーブオイルを塗るなどのお手入れが必要です。
ワーキングマザーの私のおすすめの使い方
夕方帰って来てからの晩御飯の準備はどっと疲れますよね。
そんなときも、私は無水鍋をよく使います。なぜかというと、早いし美味しいからです。
我が家ではバーミキュラを使用しています。
良いお値段しますが、買ってよかったと思います。
私がやっている簡単な使い方をご紹介しますね。
本当に調理が早いので、おすすめです!
予熱が大事!
食材を切り始める前に、まず無水鍋のフタをしたまま弱火にかけ予熱しておきます。
時間は3~5分程度。そのあとは火を止めておきます。
5分以上は空焚きしないでくださいね。
食材を切り終わったら、油を引いて弱めの中火で再度熱します。
炒め物の場合は手をかざしてほんのり温かく感じたら肉や魚を入れ、身ばなれがよくなるまで1分程度触らずに焼きます。
火が通りにくい食材から順に入れて混ぜながら炒めていきます。
加熱時間5分で完成!
食材を全部入れ終わったら好みの味付けをしフタをして、フタと鍋の隙間からゆらゆらと蒸気が出てきたら、弱火にして5分加熱。
焦げ付くのが心配な方は30~50㏄ほど水を入れてもよいと思います。
5分程度で一旦中を確認し、食材に火が通っていれば火を止めて出来上がり。
火が通っていなければ蓋をしてさらに5~10分放置します。
いわゆる「炒め煮」ですが、ぎゅっと旨味が凝縮されて、普通のフライパンで作るより肉も魚もふんわりしてとても美味しいです。
忙しい時は野菜もたっぷり入れて、1品だけでも十分なごちそうです。
おすすめ料理
他にもおすすめの料理はたくさんありますが、我が家で無水鍋で一番作る頻度が多い1品を紹介します!
簡単サムゲタン
《4人分の材料》
- 鳥の手羽元10~12本
- 白ネギ1本
- にんにく1かけ
- しょうが1かけ(にんにくと同じくらいの大きさ)
- 生米1つかみ
- 塩小さじ1
- 酒大さじ1
- 水3~4カップ(ひたひたになる程度)
- ごま油適量
《作り方》
- 白ネギの白い部分を斜め薄切りにします。
- にんにく、しょうがは薄切りにします。(面倒な時はチューブでも)
- 白ネギをごま油以外のすべての材料を鍋に入れます。
- フタをして蒸気が出てくるまで弱火~中火で熱します。
- 蒸気が出てきたら、弱火にして15分加熱します。
- 塩加減を確認して足りなければ足します。
- 仕上げにごま油で風味付けをして完成です。
めちゃくちゃ簡単ですがとても本格的な味になり、子供たちもパクパク食べてくれます。
食べると体がポカポカと温まりますよ。
風邪を引いた時にもおすすめです☆
この他にもローストビーフやカレー、アクアパッツアなど、何を作っても美味しく仕上がるのでぜひ無水鍋での調理をやってみてほしいです。
お手入れ
食後に鍋に残った料理をタッパーに取り分けて、すぐ洗います。
まだほんのりあたたかいので中性洗剤とスポンジでさっと汚れがおちます。
もしも焦げ付きやこびりつきがある場合は、下記の方法で落ちますよ。
他のお鍋でも使える方法なので、覚えておくと便利です。
鍋に焦げが隠れる程度の水と小さじ2~3杯の重曹を入れ、 中火で10分ほど沸騰させます。
鍋が冷めるまでおいておくと焦げが浮いてくるので、柔らかいスポンジなどで簡単に取れます。
バーミキュラは鋳物ホーローでさびやすいので、洗って拭いたあとにフタと鍋の合わさる部分に食用油を塗ってお手入れ完了です。
人気の無水鍋5選
KING無水鍋 HALムスイ(2.24㎏)
アルミ製の比較的軽めの無水鍋です。シンプルイズベスト。
ストウブ【Staub】ピコ・ココットラウンド 24cm 両手鍋(4.6㎏)
デザインがおしゃれでカラーも色々選べてキッチンに置いておくだけで気分が上がりそうです。
アイリスオーヤマ キッチンシェフ無加水鍋 24cm(1.98kg)
セラミック製の超軽量無水鍋です。取っ手はシリコン製で扱いやすさナンバー1です。
ボン・ボネール ココット 両手鍋 22cm(4.615kg)
こちらは鋳物ホーローで重たいですが、色味が美しく密閉性も高く、お値段も高くないので2台目にもおすすめです。さび止めのお手入れ不要で楽ちんです。
【栗原はるみ 公式】うまみ鍋 22cm(1.5kg)
栗原はるみさんプロデュースの無水鍋です。
フッ素樹脂加工で軽く、内側には炊飯時に便利な2合~5合炊きの目安となる水位線が入れてあり、便利で人気です。
無水鍋のおすすめの使い方/ワーキングマザーの無水鍋活用法と人気の無水鍋5選!
いかがでしたでしょうか?
無水鍋は難しそう、重たいから扱うのが大変そう。。というイメージがある方も多いと思いますが、美味しい料理が短時間で作れる主婦の味方です。
最近は安くて軽いものも出てきているので、ぜひ無水鍋にチャレンジしてみてくださいね♪
最後までお読みいただきありがとうございました!
コメント