火山のある県や近隣県に住んでいると、噴火の際に火山灰が降ってきます。
車や洗濯物はもちろんですが、一番気になるのは体への影響ですよね。
火山灰が降ってきたとき、大人はもちろん、子どもや赤ちゃんも守る方法をまとめました。
先日の阿蘇山噴火で火山灰が降っているので参考になれば幸いです。
火山の噴火。火山灰が降ってきたら?子どもや赤ちゃんを守る対策7つ
子どもの頃に隣県の火山が噴火し、雨に交じって火山灰が降ってきたことがありました。
洋服についた雨粒は黒く、帰宅して鼻をかむと真っ黒で衝撃を受けました。
すぐに出来る対策は知っておきたいですよね!
火山灰ってどんなもの?
火山灰は普通の砂粒と違って、かなり細かいとげのある結晶状の物質です。
なので、車のフロントガラスにたまった火山灰をワイパーで払おうとするとワイパーゴムがぼろぼろになります。
目に入った場合に目をこすると傷がついてしまうので、目をこすらず水で洗い流すようにした方がよいです。
対策①マスクをする
火山灰を吸い込むと、花粉症のような症状が出ることが多いです。
咳や鼻水、涙などがとまらなくなるので、吸い込まないようマスクをするのが一番よいです。
もしマスクがない場合はハンカチやタオルで口と鼻をおおいましょう。
赤ちゃん用のマスクがあると安心ですが、使用するときは顔色や様子を確認しながら使いましょうね。
対策②帽子、傘
火山灰が髪や体につくのを極力防ぐために、帽子や傘をさすのもおすすめです。
室内に火山灰なるべく持ち込まなくて済みます。
急に降って来た時は、小さな子どもや赤ちゃんにはタオルをかぶせてあげるのがおすすめです。
ベビーカーの場合はレインカバーがおすすめ!
日よけを全部出していても、隙間から入ってきてしまいます。
特に赤ちゃんは口を開けていることもおおいので、カバーをしてあげましょう。
対策③帰ったらすぐ手洗い、うがい、着替え(またはシャワー)
家に帰ったら火山灰を落とすためにすぐに手洗いうがいをして、着替えましょう。
できればシャワーも浴びて髪の毛についた火山灰を落とした方がより効果的です。
先ほども書きましたが、目に入った場合はこすらず水で流した方がよいです。
体についたり入ったりした火山灰は水で洗い流すのが基本です。
対策④家や車の窓を開けない
家や車の窓は開けずに締め切っておきましょう。
降灰がひどいときは換気扇も切っておいた方がよいです。
マンションなどで24時間換気のところも、切っておきましょう。
家の中では油断してしまうのですが、換気していると灰が室内に入ってきてしまいます。
寝ている間などにも吸い込んでしまうので、空気清浄機があれば常につけておいた方がよいです。
対策⑤洗濯物は部屋干し
洗濯物を外に干すと火山灰がついて、部屋の中にも入れてしまうことになります。
降灰が落ち着くまで、部屋干しで対応しましょう。
洗濯機のメンテナンスもいつもよりこまめに行った方がよいですよ。
対策⑥車の灰はまずやわらかい布などで払う
車に積もる灰は、まずはやわらかい布などで払った方がよいです。
ごしごしこすると細かい傷が入ってしまいますし、いきなり水で流そうとすると、どろどろになってなかなか落ちません。
フロントガラスは特に、ワイパーは使わない方がよいです。
とげとげのある火山灰でワイパーゴムやフロントガラスに傷が入ってしまいます。
洗車は降灰がおさまってからするのがおすすめです(またすぐにつもるので(;^_^A)。
対策⑦ゴーグル、メガネ、目薬
あまりに降灰がひどいときはゴーグルやメガネもおすすめです。
特にコンタクトレンズの人は、目に灰が入ると痛みがすごいので、可能ならメガネにしておいた方が安心です。
目薬を持ち歩いていつでも洗い流せるようにしておきましょう。
火山の噴火。火山灰が降ってきたら?子どもや赤ちゃんを守る対策7つについてまとめ
今回は、火山が噴火して火山灰が降ってきた際にすぐできる対策をまとめました。
②帽子、傘を使用する
③帰ったらすぐ手洗い、うがい、着替え(またはシャワー)をする
④家や車の窓を開けない
⑤洗濯物は部屋干しする
⑥車の灰はまずやわらかい布などで払う
⑦ゴーグル、メガネ、目薬を利用する
子どもや赤ちゃんは特に無防備なので、大人がきちんと気を付けてあげたいですね。
火山のある県だけでなく、近隣の県、ひどい時にはそれ以上の広い範囲に火山灰は飛散します。
近隣の県で火山が噴火した後、のどがいがいがしたり車の汚れがいつもよりひどい時ことがあれば火山灰が降っている可能性があるのでぜひ対策してくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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